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こんにちは！
笑み社会保険労務士法人の鈴木美江です。

2/4（金）静岡県内の新型コロナウイルスの新たな感染者は1697人となり、1月27日の1650人を上回り過去最多を更新しました。
また、当法人におきましても、コロナ感染に関するご相談が急増しております。
そこで、今回は濃厚接触者等の対応についてまとめてみました。
経営の意思決定の判断材料として、ご活用いただければ幸いです。

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① 濃厚接触者の定義（保健所から言われるケース）

➁ 濃厚接触者（保健所から言われるケース）のお休みの扱い

➂ 濃厚接触者ではないが、コロナが気になる方の扱い

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① 濃厚接触者の定義

・保健所から 濃厚接触者と指定された人
・マスクなどをつけずに感染者に手で触れたり、お互いに手を伸ばしたら届く距離で15分以上接触したりした人
・感染者の体液などがついたものに直接触れた可能性のある人など
・待機期間は原則7日間　


➁ 濃厚接触者のお休みの扱い

　保健所から自宅待機を指示された場合は、会社理由ではないため、原則、休業手当の支払い義務はなし。
しかし、実情は本人も好きでなったわけでもなく、生活もあるため所得補償をするケースがほとんどです。
因みに、自宅で仕事をさせた場合には、通常の給与支払いが生じます。

　次にお休みのパターンは、以下のように3通りあります。
自社に合ったものをお選び下さい。

【パターン1】
　労使合意の上で有休にする。

【パターン2】
　休業補償（平均賃金の6割以上）を支給する。

⇒雇用調整助成金の支給要件に該当する場合には、この助成金を活用する
　※売上要件、休業規模要件あり

【パターン3】
　給与は欠勤扱いにする。
そして「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を事業主経由で労働者に申請してもらう。（労働者申請だが、事業主がフォローしてあげた方がよろしいでしょう）

新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の詳細はこちら

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000811772.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html

●支給額
休業前の１日当たり平均賃金 × 80％ ×（各月の休業期間の日数 ー就労した又は労働者の事情で休んだ日数）

●申請は、郵送でもオンラインでも可


➂ 濃厚接触者ではないが、コロナが気になる方の扱い

・本人からの希望で休むのであれば有休、有休がなければ欠勤
　会社が特別休暇を導入している場合はその適用とする。
・抗原検査キット等の自主検査または県が実施している無料検査を受ける。

無料検査を受けられる場所はこちら↓
https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420a/kansen/ncov-muryoukensajisshibasho.html

調剤薬局があるドラックストアなどです。
1日に3人～5人限定で実施しているようです。
因みに杏林堂では、ネット予約が可能で、検査結果通知書（抗原定性検査）も発行してくれます。